· 

ミュージカル『ピーター・パン』2年連続ウェンディ役 岡部麟「今年は女性らしさを意識してパワーアップ」

山﨑玲奈「岡部さんをキュンキュンできるように頑張ります!」

1981年に榊原郁恵の初代ピーターパンが新宿コマ劇場に舞い降りて以来、日本でも多くの大人と子どもに親しまれてきたミュージカル『ピーター・パン』。

 

真夏の代名詞となっているミュージカル「ピーター・パン」。43年目を迎える今年は、装いが大きく変わってやってきた。2023年7月25日(火)に開幕を控えた本番初日前日の7月24日には、東京国際フォーラム ホールCにてメディア向けゲネプロと囲み取材が開催された。

 

2年連続でウェンディ役を演じたのが岡部麟。囲み取材で岡部麟は今年のウェンディの見どころを聞かれると「去年は一生懸命、幼いウェンディを演じようと頑張っていました。台詞やセットも全て変わって、昨年のピーター・パンとは別作品に挑んでいる気持ちです。ウェンディという役には慣れてきました。去年よりも自分は女性であるということを意識してピーターと駆け引きをしています(笑)ピーターだけでなく、見に来てくれる男の子がウェンディを好きになってくれたら嬉しいです!そして、見に来てくれる女の子には憧れてもらえるような、そんなウェンディを演じることができたらいいなって思います!」とコメント。

 

ピーター・パン役の山﨑に「製作発表会で岡部麟さんに"岡部さんをいつもキュンキュンさせられるように頑張ります"と言われていましたが、稽古中にはそのようなことはありましたか?」の質問に山﨑は「いや、怖くて聞けてないです(笑)」と語ると、隣にいたフック船長役の小野田が「岡部さんって怖いもんね」とツッコむと、岡部と山﨑の2人で「いやいや!!!怖くないです(笑)」とすかさず否定して笑いを誘っていた。山﨑が恐る恐る岡部に「どうですか?キュンキュンしていますか?」と小声で聞くと、岡部が少し考えてから「キュンキュンしてるよ!」と答えると、山﨑は「あー!考えてる(笑)本番では岡部さんをキュンキュンさせられるように頑張ります!!!」とコメントするとメディア席が再び爆笑。

 

岡部は「あまり言うとネタバレになってしまいますので、ここでは言えませんが、毎日キュンキュンしています!」とにっこり語ると、山﨑は「もっと岡部さんをキュンキュンさせられるように頑張ります!」と意気込んだ。

 

「凄く華やかになってパワーアップしています」

衣装の見どころについて岡部は「昨年のピンクのワンピースも可愛くて好きでした。今年は女性という言葉が似合いそうな雰囲気のシルエットも見えやすい衣装なので気に入っています。スカートもフワフワしていますので、ピーター・パンが空を飛ばしてくれた時には美しくふわっとなりますので注目してください!」とコメント。

 

新しい演出の見どころについて岡部は「今までに何回もピーター・パンを劇場で見てくださった方も多いと思います。今回は全てが生まれ変わっています。今までピーター・パンを見たことがある皆さんにも、どんなところがどんなふうに変わったのか、パワーアップしたのかを自分の思い出と見比べてみてください!もっと楽しめると思います。特にネバーランドに行ってからが凄く華やかになってパワーアップしていると思います」と語っていた。

 

ウェンディ役の岡部麟から見たピーター・パン役の山﨑玲奈についてどうですか、と聞かれると「玲奈ちゃんは絶対にNOと言わないところが凄いですね。クリアしていないうちに様々な課題が振られても果敢に挑戦している姿がかっこいいですね!」と称賛すると、隣にいた山﨑は「ありがとうございます!」とにっこり。

 

今年は女性らしいウェンディが見どころと語っていた岡部麟の母性溢れるウェンディの表情、演技に注目。

ゲネプロ写真

ゲネプロ前の囲み取材写真