福留光帆"ゆめかわ"アンドロイド役で舞台初出演『宇宙家族ヤマダさん～Super saiyAの逆襲～』

「笑いを堪えるのに必死です（笑）」

2023年5月31日にから［Otona Project 第四十六弾］演劇ユニット【爆走おとな小学生】第十九回全校集会『宇宙家族ヤマダさん～Super saiyAの逆襲～』が、東京・新宿のこくみん共済 coop ホール（全労済ホール）で開幕。初日前にはメディア向けゲネプロが行われた。

今回、本格的な舞台に初出演となる「安藤lloyD」役の福留光帆。Big bosSの側近であるアンドロイドで感情を持たずに冷酷な命令を下すが、ヤマダ一家と出会い徐々に人間の心を学んでいく。その福留光帆が今回の舞台への想いを語ってくれました。

「お人形さんみたいだね！」

―― 初舞台ですが、出演が決まった時の感想は？

福留：お話が決まった時はとにかく嬉しかったです！あらすじを読んだときには「なんだこのストーリーは！？」って思いました（笑）自分の今までの殻破るのに良い機会だなって思いました。自分の今までのパワフルな性格にもあっている舞台だなって思いましたが、実は感情のないアンドロイド役でした（笑）

――　アンドロイドを演じていかがでしたか？

福留：自分の性格とは全く反対のキャラを演じています。難しいですね。しゃべり方も感情を込めないのでわざと棒読みにしないといけません。初めて演じる役としてはハードルが高かったですが、頑張って稽古に臨んでいました。

――　アンドロイドの見どころは？

福留：前半は全く感情を持っていないアンドロイドです。どんな時でも動じないで真顔で立っています。舞台のストーリーがとても面白いので、ところどころで笑いを堪えるのに必死です（笑）そして最後に感情が出てくるところは見どころです。最初は全く笑顔も見せないので、可愛くないって思われるかもしれませんが注目してください（笑）bigg bosS一筋でボスに忠誠を誓っている愛されているキャラです。

また見た目もメイド服を着たアンドロイドで「ゆめかわ」です！髪の毛もインナーにピンクと黄色が入っています！アイシャドーも紫と水色、ピンクのグラデーションです！カチューシャも可愛いので注目です！カラコンも黄色です！共演者の方々にも「お人形さんみたいだね！」って言ってもらえて、とても嬉しいです！

「普段関西弁なので標準語もゲネまで大変でした！」

――　役作りで工夫したり、苦労したところは？

福留：感情を持たないアンドロイド役だったので、感情を持っていないイメージのあるアニメのキャラを見ました。今回、難しいセリフが多いので語尾を大きな声で上げるように演出家の方にもアドバイスを頂いたので意識して取り入れています。

あと、私は普段は関西弁を話していますが、今回のアンドロイドは全部標準語です。一つのセリフがあるんですが、今日のゲネまでずっと関西弁のイントネーションで話をしていて、先ほど指摘をされて今日から変えるようにしました（笑）標準語を意識して話すようにしていたんですが、知らないうちに関西弁のイントネーションが出てしまっていました。自分でも全く気がつかなかったので、標準語完璧だと思っていたんですけど、まだまだでした（笑）普段、私の関西弁に慣れていらっしゃるファンの方には私の標準語は新鮮だと思いますので、そこにも注目してください！

――　ダンスシーンもあります。

福留：アイドルをやっていた時にダンスをしていましたが、ダンスは苦手なんです（笑）でもアイドル時代にダンスをやっていたので集中して頑張ってダンスには取り組みました。振り付けの時に「覚えるの早いね！」と言っていただきましたので、成長を感じました（笑）

「あらゆる悩みが吹っ飛んでいく舞台」

――　楽屋の様子はいかがでしたか？

福留：最初は初対面だったので、誰とも話ができませんでした。稽古を重ねていくうちに話ができるようになっていって、稽古場にも笑いが多くなりました。すごく温かい雰囲気の稽古場で、初めての舞台がここで本当に良かったなって思いました。うさぎ役の白石真菜ちゃんとも仲良くなれて、今度ご飯に行く約束もしました！

――　今後、演じてみたい役はありますか？

福留：めちゃめちゃ性格の悪い人を演じてみたいですね！あとはおてんばの「ぶりっ子」な少女とかもやってみたいですね！

――　ファンの方へのメッセージをお願いします。

福留：とにかく笑える舞台です！頭をからっぽにして楽しんでください！何か思い悩んでいらっしゃる方がいたら、この舞台を見たら、あらゆる悩みが吹っ飛んでいくと思います（笑）是非楽しんでいってください！