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坂口渚沙 主演の地元北海道が舞台の映画「オホーツク流氷物語」舞台挨拶

監督「今回も坂口さんの良い食べっぷりが見られたと思います」

「ふるさと映画祭2023」が2023年12月8日から10日まで秋葉原UDXシアター、富士ソフトアキバシアターの2会場にて開催されている。12月10日には北海道紋別市を舞台にした映画「オホーツク流氷物語」の上映と舞台挨拶が行われた。

 

前回の作品「雪国物語」に続いて主演を務めた坂口渚沙が共演した桜井木穂、山崎和也、次回作品で共演する山崎紗也、大橋監督らとともに登壇。北海道出身で元AKB48チーム8北海道代表で、現在はLarmeR(ラルメール)のメンバーとして活躍している坂口渚沙は北海道観光大使、旭川観光大使、ウポポイPRアンバサダーも務めている。

 

主演・大泉幸役を務めた坂口は真っ白な洋服で登壇。「まさか2作目にも出演できるとは思っていませんでした。こうやって、また皆さんに上映を見てもらって嬉しかったです!皆さん、いかがでしたか?」と呼び掛けると会場からも大きな拍手が起こり、坂口もにっこり。

 

紋別で印象に残っていることについて坂口は「毎回、この作品は観光気分で楽しんでいます!この作品では"オホーツクとっかりセンター"であざらしが自分と一緒に芸をしてくれるんですが、可愛くて楽しかったです」とコメント。また桜井が「山崎和也さんが経営しているほたての加工場のほたてがプリプリで美味しかったです」とコメントすると、坂口も「美味しかった!」と再びにっこり。

 

大橋監督から「今回も坂口さんの良い食べっぷりが見られたと思います」と語ると坂口もにっこり、会場からも笑いが起きていた。

 

撮影を振り返って坂口は「とにかく寒かったです!3秒外に出ているだけで、とにかく寒くて震えていました(笑)序盤のシーンで2人で流氷を前にして出会いのシーンがあるんですが、寒すぎて寒すぎて・・・・もうどうやったら、早く撮影を終わられるかを考えていました(笑)だから、そこの表情はかなり頑張っていますので、是非注目してください!(笑)」と裏話を披露。

 

サプライズ発表「オホーツク流氷物語第2章」でも坂口渚沙が主演

撮影に挑むにあたって坂口は「前回の作品に続いて、大泉幸役として2回目の映画出演だったので、前回の気持ちを思い出すために前作の台本を読み直しました。作品の中での人間関係なども変わったりしていましたので、気持ちの変化を大切にしながら表現するように工夫しました」とコメント。

 

印象に残っているシーンについて坂口は「飲み屋さんで、仕事を継がせてください!というシーンがあります。一番感動的なシーンです。周りの空気感に流されないように、2人で感情を保ちながら撮影した大切なシーンです。とても印象深かったです」と回想していた。今回の作品について大橋監督は「とにかく2人が美味しそうにご飯食べています(笑)本当に美味しそうでしたね」と語ると坂口もにっこり笑顔に。

 

また2024年には「オホーツク流氷物語第2章~紋別・浜頓別から世界へ~」の上映もサプライズで発表された。坂口はこのシリーズで3作品連続の主演を務める。今回の作品にも出演していた山崎和也氏の娘の山﨑紗也さんが出演。

 

次回作は2023年11月に撮影済みだが坂口は「親子共演というのは、カットになった瞬間に親子に戻っていて面白いし、とても良い雰囲気だなと思いました!お父さんの知り合いの方も”いつもと違いますね!”と語っていました(笑)山崎紗也さんは私のいとこ役で出演してくれています。地元の白鳥も多く登場しています。自由に大空を飛んでいる白鳥と私たち人間の気持ちが対比されているシーンもありますので、是非注目して見てください」と振り返りながら見どころを語っていた。

 

また坂口は「白鳥をちゃんと見たことなかったので、凄く感動しましたね。剥製がたくさんある資料館でも撮影しましたが、あざらしなどたくさんの剥製があって、じっくり観察しちゃいました。とても勉強になりました」とコメント。また山崎紗也が「坂口さんのファンの皆さんは是非、推し活で撮影場所めぐりを是非してください!」と紹介すると会場の坂口のファンからも大きな拍手。

 

最後に坂口は「今日は皆さんに映画を見ていただき、嬉しかったです!撮影してからかなり日が経っていましたので、久しぶりに出演者の皆さんと会えて、懐かしかったです。次回の作品も是非楽しみにしていてください!」と挨拶。

 

「オカルト大好きなんで心霊スポットにテンション爆上げ!」

夜19時30分からはUDXシアターでも舞台挨拶が行われ、同じく5人で登壇。

 

坂口は「北海道の良さが伝わっていれば嬉しいです。今回の作品では、幸だけでなく他の方の人間像も描かれていますので、幸の世界観も広がった作品になっています」と挨拶。

 

撮影時の思い出で「撮影初日に行きの飛行機が飛ばなかったんです。車で深夜に4時間くらい移動していました。とっても疲れていたはずなのに、途中で心霊スポットだよと紹介されたところでは、めちゃめちゃテンションが上がりました(笑)私はオカルト大好きなんで、とてもテンション高くなって、車窓に手の後がつくので、手をつけて"お化け~"とか言って遊んでいました(笑)」と語ると会場も爆笑。桜井が「心霊スポットあったね(笑)」と語ると、「楽しかったよね」とにっこり。

 

坂口は「今回は、私が演じる幸以外の人物像に寄り添うことを意識しながら演じていました。そのあたりを注目して見てください」とコメント。大橋監督が「3作連続で北海道出身の坂口さんが演じることで、北海道と坂口さんの魅力を最大に引き出そうと思って作りました」と紹介すると坂口もにっこり。

 

「映画を見て北海道に行きたいなと思ってくれたら、とても嬉しいです!」

浜頓別での撮影について坂口は「アドリブのシーンが多いなって思いました。役所に行くシーンがあり、そこで動画撮影に協力してくださいというシーンがあります。撮影していることも知らない人たちに向かって動画撮影に協力してください!というシーンがあります。リアルに心が折れるシーンもありますので、そのあたりも注目してください」とコメント。

 

最後に坂口は「北海道出身の私でも、行ったことがない場所もたくさん出てきます!観光スポットもりだくさんの映画になっています。皆さん、この映画を見て北海道に行きたいなと思ってくれたら、とても嬉しいです!是非、2作目、3作目の私が演じる大泉幸も見舞っていてくれたら、嬉しいです!」と北海道観光大使らしく北海道をしっかりアピールすると会場からも大きな拍手。「ふるさと映画祭」の幕を閉じた。

 

山﨑和也氏が代表を務める「丸ウロコ三和水産株式会社」

https://sanwa-suisan.com/

舞台挨拶

坂口渚沙