
6月29日、STU48の2.5期生による「STU48 2.5期生3周年LIVE」をSTU48広島劇場(広島クラブクアトロ)で開催した。
2.5期生は、アクターズスクール広島と、地域のテレビ局であるテレビ新広島(TSS)が連携した「New Wave Project」オーディションにより2022年5月に加入した岡田あずみ・岡村梨央・久留島優果・諸葛望愛の4名。2024年4月に正規メンバーへと昇格し、翌2025年3月には、岡田あずみがSTU48の3代目キャプテンに就任。
『Generation Change』から始まり、『水夫は嵐に夢を見る』『必然性』と3曲続けて披露。冒頭から力強いパフォーマンスを魅せると、岡田あずみは、「2.5期生3周年LIVE、始まりました!……が、序盤から飛ばしすぎて声が……(笑)」と苦笑。これに久留島優果が「あずみんが“絶対観に来てください!”ってファンの皆さんやスタッフさんにハードル上げまくるから、やりにくいのよ(笑)」とツッコみ、客席は笑いに包まれた。岡田は「期待は超えていくものだから!自信があったからこそ言えたこと。ここからもっともっと、皆さんの期待を超えていきますよ!」と力強く意気込み、大きな拍手を浴びた。
次のブロックはダンスインターに加え新たにチャレンジした曲『汚れている真実』に挑戦。岡村梨央は「横一列で後ろから出てくるシルエット、まるで“最強の4人登場!”って感じでめっちゃかっこよくって」と、少し照れながらも自信をのぞかせた。ソロブロックでは、メンバーそれぞれが思い入れのある楽曲をメドレー形式で披露。諸葛望愛は、「2.5期生として加入して3年、1人も欠けることなくこの4人で活動を続けられていることが本当にうれしいです。これからも支え合い、高め合っていけたらと思います。今後ともよろしくお願いします」と感謝を述べ、本編最後の曲『君と僕の歌』で締めくくった。
アンコールでは、2.5期生楽曲『楡の木陰の下で』をソロアカペラで届ける演出からスタート。岡田はカラカラの声で「ここまで駆け抜けてきましたが、どうですか? 声が限界なんですが(笑)、やっぱり自分たちが楽しんで、それがファンの皆さんにも伝わるライブが一番だと思っていて。今日のライブがそんな時間になっていたら嬉しいです。本当にありがとうございました」と語りかけ、客席からは「声大丈夫〜?」と心配する声や笑いが飛び交った。ラストナンバー『ペダルと車輪と来た道と』では、センターを務めた諸葛が歌い終えると同時に感極まり涙を流す場面も。岡田が「のあぴが一番最初に泣くなんて珍しいよね。みんなで頑張ったね。想いが詰まったライブになったね」とメンバーで互いをねぎらうと、諸葛は「メイクが全部落ちました(笑)」と話し、会場に笑顔と感動を届けた。最後に4人揃って「2.5期生3周年LIVE、一緒にお祝いしてくださってありがとうございました」と感謝を伝え、3年間の歩みと未来への決意を込めたライブは温かい拍手の中で幕を下ろした。






概要
実施概要
■公演タイトル
STU48 2.5期生3周年LIVE
■公演日
2025年6月29日(日)
■会場
STU48広島劇場(広島クラブクアトロ)
■開場/開演
12:15 /13:00
■出演メンバー
岡田あずみ・岡村梨央・久留島優果・諸葛望愛
■本日のセットリスト
M1 Generation Change (ALL)
M2 水夫は嵐に夢を見る (ALL)
M3 必然性 (ALL)
MC①
M4 涙の表面張力 (ALL)
M5 ダンスインター (ALL)
M6 汚れている真実(ALL)
M7 そして僕は僕じゃなくなる(ALL)
MC②
M8 サングラスデイズ(岡田)〜 誰かといたい(諸葛)〜 僕はこの海を眺めてる(久留島)〜 僕は言う (岡村)
*ワンコーラスメドレー
M9 片想いの入り口 (ALL)
M10 愛の重さ (ALL)
MC③
M11 君と僕の歌 (ALL)
EN1 楡の木陰の下で (ALL)
EN2 あの日から僕は変わった (ALL)
MC④
EN3 ペダルと車輪と来た道と (ALL)