
SKE48の中野愛理による1st写真集『可愛いと言って欲しい』が、2025年7月30日(水)に発売された。本作のロケ地は、彼女が初めて訪れたというインドネシア・バリ島。クタビーチに近い巨大リゾートホテルや、プール付きヴィラを貸し切って撮影が行われたほか、ピンクの外観が人気のカフェ、ショッピングモール、スーパーマーケットなどでも撮影が敢行された。雨季にもかかわらず、すべての撮影が晴天のもとで行われ、南国らしい開放感あふれる一冊に仕上がっている。
衣装はすべて中野自身がフィッティングして選んだお気に入りのものばかり。かわいらしいミニスカートや、黄色・オレンジのワンピース、青やラベンダーカラーの水着、さらには彼女のサイリウムカラーであるピンクや、ドキッとさせる赤いランジェリースタイルなど、多彩なビジュアルが満載だ。
そして、この8月末でSKE48を卒業予定。そんな中野愛理が、写真集への思いや卒業後についてもと語ってくれました。


写真集発売の心境「まさか自分が…」
―― 写真集発売が決まったときの気持ちは?
中野愛理:まさか自分が写真集を出せるとは思っていなかったので、本当にびっくりしました。うれしさの反面、「大丈夫かな?」という不安もありました。ファンの方以外にも買ってくれる人がいるのかなって、ネガティブになっちゃったりもして…。
撮影直前までラーメン!?「自然体の自分」を届けたくて、あえて体作りはナシ!
―― 撮影に向けて努力したことは?
中野愛理:多くのアイドルの方は、写真集のために体作りをされると思いますが、私はあえてしませんでした。自然体の私を見てほしかったんです。女の子が理想とする体と、男性が好む体って違うと思うんですよね。私はどちらからも愛される体でいたいという思いがあって、日頃からそういう意識で生活しています。
例えばウエストはしっかりメリハリをつけつつ、足は“むっちり感”を残すなど、あくまで自然な自分を見てもらいたいという気持ちでした。その結果、とても素敵な写真集ができたと思うので、ぜひ多くの方に見ていただけたらうれしいです!
―― SKE48ラーメン部の部員ですが、撮影前にもラーメンは食べていましたか?
中野愛理:もちろんです(笑)。バリに出発する前日まで日本でラーメン食べてました。バリでの食事がどんな感じかわからなかったので、「最後にラーメン食べてから行こう!」と思って、迷わず食べてました(笑)。
―― バリ島では何か美味しいものを食べましたか?
中野愛理:朝から晩まで撮影だったので、レストランでゆっくりインドネシア料理を食べることはできませんでした。でも、ホテルの朝食バイキングで少し食べられましたし、現地で有名なカップラーメンを買って帰って、日本で食べたらとっても美味しかったです!


奇跡の晴れ間に撮影された夕陽と浜辺
―― バリ島での撮影はどうでしたか?
中野愛理:雨季だったので、雨が多かったんですが、奇跡的に撮影のタイミングでは晴れてくれました。写真集を見ると快晴の青空が広がっていますが、実は短い晴れ間を狙っての撮影なんです。夕陽のシーンも、ギリギリまで雨が降っていて、奇跡的に晴れて撮影できました。よく見ると空に雨雲が残っているので、そこにも注目してもらえたら嬉しいです(笑)。
海外に行くのは2回目で、初めて行ったのも実はインドネシアのジャカルタなんです。JKT48さんとのライブで訪れました。大都会のジャカルタとリゾートのバリ島では雰囲気がまったく違っていました。海外の海も初めて見ましたが、想像以上に綺麗で素敵でした。やっぱり海っていいなって思いました。
―― 他に行ってみたい国はありますか?
中野愛理:タイに行ってみたいです。実は、今回の写真集は最初タイで撮影予定だったんですよ。でもバリ島に変更になって、それ以来タイがずっと気になっています(笑)。

見どころは“可愛い”だけじゃない!大人の黒ランジェリー、バックショット、砂浜での「届け」まで
―― お気に入りの写真は?
中野愛理:赤いランジェリーの写真です!メイクも素敵で、可愛さと大人っぽさの両方が出せたと思います。顔の大きさもほぼ実寸大で、横に置くと隣に私がいるような気分になれるので、ぜひ皆さんの横に並べて見てみてください(笑)。
―― 他にも見どころはありますか?
中野愛理:可愛い写真ばかりだと思われがちですが、黒いランジェリーでセクシーなカットもあります!ちょっと大人っぽいけど、大人になりすぎない絶妙な雰囲気です。他の写真が可愛い系なので、その対比もぜひ楽しんでください。
また、バックショットが多いのも今回の特徴です。ファンの方が好きだと言ってくださる「振り返るポーズ」もたくさんありますので、注目してください。さらにドアップの顔の写真では、一緒に「にらめっこチャレンジ」なんかもぜひやってみてください(笑)。
砂浜に「届け」と書いた写真もあります。ファンの皆さんへの思いが届いてほしいという願いを込めました。秋元先生が書いてくださった帯の文章に「君の願いはみんなに届いている」とあって、それを見てすごく感動しました。

エッセイもイラストも直筆!「らびゅっと」にも注目
―― タイトルは『可愛いと言って欲しい』です
中野愛理:秋元先生がいくつか候補を出してくださった中で、このタイトルが一番可愛いと思って選びました。直筆で書くとは思っていなかったので、自分の字に自信がなくて「イマイチだったら他のフォントにしてください」ってお願いしたんです(笑)。
でも、実際に直筆とフォントを見比べたら、直筆のほうが新鮮で印象的だったので、そちらを選びました!
―― エッセイとイラストも直筆だそうですね?
中野愛理:はい!エッセイも手書きで書きました。イラストは私が考えたウサギのキャラクター「らびゅっと」です。ファンの方にも人気で、「らびゅっと」が好きって言ってくださる方が多いので、今回もたくさん登場させました。ぜひ写真だけでなく、エッセイや「らびゅっと」にも注目してください!

「やっぱり“可愛い”って言われたい!」
―― やっぱり「可愛い」と言ってほしい?
中野愛理:もちろんです(笑)。ファンの方の中には、とりあえず「可愛い」と言ってくれる方も多いんですが、私としては、顔や表情、髪型、メイク、ファッションなど、どこがどう可愛いのかを具体的に伝えてもらえるとうれしいです。そういう気持ちも込めてタイトルは「可愛いと言って欲しい」を選びました。よろしくお願いいたします!
―― 「綺麗」や「セクシー」と褒められるよりも?
中野愛理:「可愛い」が一番嬉しいです!可愛いは正義ですから(笑)。


メンバーも「表紙が可愛い!」と絶賛
―― メンバーの反応は?
中野愛理:表紙の写真が可愛いってみんな言ってくれました。私自身も気に入っている写真だったので、そう言ってもらえて嬉しかったです。女の子が見ても可愛いと思える表情を選んだので、自信を持てました!
―― ご家族の反応は?
中野愛理:あまり仕事の話を家ではしないので、写真集のことをどこまで知っているか分かりません(笑)。先行カットを見られるのも、ちょっと恥ずかしいですね…。でも、ちゃんとお届けするつもりなので、その時の反応が楽しみでもあり、ドキドキでもあります(笑)。

8月末でSKE48を卒業…その先に描く未来
―― 8月末で卒業されますね
中野愛理:アイドルって18歳から21歳くらいが一番輝けると思っていて、その時期に活動できたのは本当に幸せでした。いろんな夢を叶えさせてもらって、今は次のステップに進む時期だと感じています。
卒業発表を劇場でした時、目の前の女の子のファンの方が過呼吸になるくらい泣いてくださって、本当に寂しさを実感しました。卒業後の進路はまだ決めていませんが、いろんなことに挑戦してみたいです。ヘアメイクの仕事や、マネージャー、スタッフとしてアイドルを支える側に回るのも良いなって思っています。自分が支えているアイドルが有名になったら嬉しいじゃないですか!もしくは全然違う会社でOLになるのもアリかなって(笑)。
―― 最後にファンへのメッセージをお願いします!
中野愛理:いつも応援ありがとうございます!この写真集『可愛いと言って欲しい』は、思わず「可愛い!」と声に出したくなるような仕上がりになっています。ぜひ、皆さんの周りの人にも広めてもらえたら嬉しいです。卒業までの時間を、一緒に楽しく過ごしましょう!そして、可愛いと思ったページをぜひ、具体的に教えてくださいね!皆さんの反応を楽しみにしています!

