インタビュー · 2025/08/07

菅原茉椰 2nd 写真集『Opportunity』発売記念イベント開催「誰に見せても100点！」

名古屋・栄を拠点に活動するアイドルグループ・SKE48の菅原茉椰が2nd写真集『Opportunity』を、8月6日（水）に発売。発売記念イベントを同日、東京・書泉ブックタワーにて開催。

●写真集の刊行が決まったときの気持ちは

菅原茉椰：卒業する時にもう1冊出せたらと思っていて。卒業を決めたのが急だったので、出せるか出せないか瀬戸際だったんですが、お話をいただけて本当に幸せで、悔いなくSKE48を卒業できることになって嬉しかったです。

●タイトルの『Opportunity』について

菅原茉椰：“努力を積み重ねてきて得た機会”という意味で、SKE48を10年間頑張ってきたから得られた写真集だなと思いましたし、前作の1st写真集『シャッターチャンス』がいろいろな方に手にとっていただけなかったら次を出そうと思ってもらえるきっかけにもならなかったので、本当にいろんな努力が積み重なって得られた今回の写真集だなと思って本当にピッタリなタイトルだなと思いました。あと、心の中で英語のタイトルが候補に入ってたら嬉しいなと思ってたんですが、まさか本当に秋元先生からの候補に入っていて意思疎通できていて嬉しいなと思いました。

●写真集の構成や表紙デザインもご本人の希望が反映されていると聞きました

菅原茉椰：この通常版の表紙は撮影しているときから写真集チームみんなでここの写真の雰囲気がすごくいいねと話をしていたので、ここでのカットを表紙にしたいと思っていて、絶対にこれだと決めさせていただきました。

前作は裏表紙と表紙、それぞれ違う写真を使わせていただいたんですが、今作は前作と違うことをしたいなと思ったので、表紙と同じ衣装で裏表紙も作らせていただいたり、そういうところもこだわりました。

構成も「アイドル卒業旅」というのも一つのテーマとなっていたので、一人で台湾を楽しんでいる様子だったり、普段アイドルをさせていただいているSKE48劇場での自分のアイドルの姿も残したかったので、そういう構成もいろいろ考えさせていただきました。

台湾だったら夜市で写真を撮りたいとか自然の中で撮りたいというのを希望してかなえていただいたり、アイドルでの姿の方は自分のオリジナル衣装たちと写真を撮りたいということでたくさんの衣装を集めてもらって、自分が理想とする画が撮れました。

●（通常版の）表紙はどんなシチュエーションで撮影したのか？

菅原茉椰：私が泊まっていたホテルのサービスルームみたいなところにピッタリの壁があって。オシャレなキャミソールとスカートでこの場所で撮らせていただきました。誰もが入れる場所なんですが、光がアンニュイな感じで撮れたので。1st写真集は明るい感じだったんですが、台湾だからできた曇り具合でアーティストっぽい感じの写真を撮らせていただきました。

●お気に入りのカットと挑戦したカットは？

菅原茉椰：お気に入りは通常版の表紙と同じ場所でのカットです。今までグラビアを何度かさせていただいているんですが、こういう雰囲気の写真を撮ったことがなかったので、この写真が撮れた時はメッチャキレイ！ってなって。自分で言うのもなんですが、いい写真が撮れたなって思いました。この写真を見ているとクールな美人系に見えて気に入っています。

挑戦したカットは、“生まれたての姿”で撮ったカットなんですけど…。そこは本誌で見ていただけたらと思うんですけど、廃墟で撮らせていただいたところが一番挑戦したなと思うカットです。1枚のキャミソールで撮影したんですけど、ぜひ芸術性の高さを評価して見ていただけたらと思います！他の写真は足元が切れていたり全身が写っているものが結構少ないんですけど、それは後ろ姿でキレイな肩のラインも写っていて全身が見える貴重な写真だと思うので、菅原茉椰の身体って透けてたらこんなふうに見えるんだってわかる写真です（笑）

●写真集で一番努力したこととSKE48の活動で一番努力したことは？

菅原茉椰：今回4月頃に台湾に行かせていただいたんですが、ちょうどめちゃくちゃ雨が降る時期で。私たち台湾って暖かいイメージがあったし衣装もキャミソールとかが多くて。でもみんな長袖とか着ていて場違いな感じだったのですが、寒そうな顔をしないよう努力しました。

滝の中でも鳥肌が立ってたんですが、表情もかっこよく決めさせていただいたので、是非注目していただけたら嬉しいなと思います。

SKE48の活動で一番努力したことは、私は一度休業をさせていただいたことがあるんですけど、そこから頑張ってまた楽しくアイドルができたことが一番努力したことかなと思います。休業したときは何やっててもアイドルが楽しくなくて、でもどうしてもそのまま辞めたくないという気持ちがあって、その気持ちを汲み取ってくれた昔の支配人さんが休業を勧めてくれて。今こうして楽しかったと言える活動をしてこられたことが振り返ってみたら嬉しいことなので、頑張れてよかったなと思いました。

●卒業目前の現在の心境は？

菅原茉椰：ちょうど昨日SKE48が9月24日に発売する最新シングルの選抜メンバーの発表をしていたんですけど、それを見て“もう自分ってSKE48じゃないんだ”って思って。自分が選んだ道なんですけど、自分がいないSKE48が進んでいくのを見ると切なくなったりもしちゃって複雑なんですけど、これから残されたメンバーたちが頑張っていくと思ったら9月からの自分も寂しいとか思ってる場合じゃないなと思ったので、心を改めて喝を入れなおしました。ここ最近は写真集のお仕事とか個人の仕事が増えてきて、SKE48の仕事が減ってきたので、実感することが増えてきました。

●9月以降の展望は

菅原茉椰：SKE48以外の人生を歩んでいくんですけど、芸能界に関わるお仕事をしていきたいなと思っているので、SKE48じゃない菅原茉椰も応援していただけたら嬉しいなと思います。

●やってみたい仕事は

菅原茉椰：私の地元の宮城に関わる仕事をもうちょっとしていけたらいいなと思っています。これから先詳しいことは、8月30日にSKE48劇場で行われる「声出していこーぜ!!!」菅原茉椰卒業公演で話していこうと思っているので、今日はここまでで（笑）

●写真集の自己採点は

菅原茉椰：今回は自信をもって100点満点です！やり切りましたし、やりたかった構図での写真も撮らせていただきましたし、写真選びも今回もできたので。誰に見せても100点だなって思いますし、振り返って見ても悔いないなって思いましたし、1st写真集『シャッターチャンス』と全然違う中身になってるので、一緒に見たら200点の内容になってるんじゃないかなって思います。

●卒業まであとわずかですが、やり残したことは？

菅原茉椰：やり残したことは全くないです。やりたいことは全部言ってかなえて卒業していっているので…。でも今はまだ8月頭なので、最後まで怪我無く、体調を崩すことなくやれたら本当に悔いなくアイドルやり切ったなと思うので、頑張りたいなと思います。8月9日に私の地元の仙台で「SKE48 SUMMER Tour 2025」があるので、たくさんの方に来ていただけたら…満員の席を見たらもっと悔いなくやり切ったなと言えると思うので、まだチケット発売中なので是非宮城でのライブに足を運んでいただけたら嬉しいです。

●メッセージ

菅原茉椰：これは本当にいい作品だと思いますので、是非一家に一冊よろしくお願いいたします！