パンク精神とポップネスを宿すガールズバンド「東京初期衝動」 鮮烈強烈、予測不能。国内外のライブシーンで躍動するガールズパンクバンドの最前線

2025年9月24日(水)にアルバム『東京初期衝動』をキングレコードよりリリースし、待望のメジャーデビューを果たした4人組ガールズバンド・東京初期衝動(トウキョウショキショウドウ)。その勢いをさらに加速させるべく、10月5日(日)に行われた東京キネマ倶楽部でのワンマンライブにて、大阪・名古屋・東京の3都市を回るツアーの開催が発表された。

 

ツアー発表の舞台となった東京キネマ倶楽部でのメジャーデビュー記念ワンマン『みなさんッッ‼️さよなランデブゥ〜🐽‼️これガチね⁉️』は、開演前から400名の観客の異様な熱気に包まれ、彼らの急上昇する注目度の高さを証明した。

 

Vo.&Gt. しーなの「もっとおいで!」という煽りとともに、オープニングナンバー『Becauseあいらぶゆー』でライブは幕を開けた。序盤から『高円寺ブス集合』『メンチカツ』といったアッパーチューンを立て続けに披露。しーなが客席にダイブすると、フロアの熱気は最高潮に。観客は拳を突き上げて大合唱し、会場は瞬く間に一体感に包まれた。

MCではしーなが「しゃべりすぎると契約違反になりそうだから簡単に(笑)」と笑いを誘い、「最後まで怪我のないように楽しんで」と、彼女らしいメッセージで観客を沸かせた。

 

ライブの中盤では、テレビ東京系「モヤモヤさまぁ~ず2」10月クールエンディングテーマとなる最新曲『愛うぉんちゅー』を国内で初披露。さらに『Baby Don’t Cry』など新曲も織り交ぜ、バンドの持つ多様な音楽性を示す展開となった。『中央線』では「懐かしいな」とつぶやきながら、感情のこもったヴォーカルで観客を魅了した。

 

本編終盤、「残り3曲。モーレツにやらせてもらいますので、みなさんご自由にお楽しみください」という宣言の後、『LSD-Love Suki Daisuki-』『再生ボタン』の人気曲で会場は再び大爆発。本編ラストの『ロックン・ロール』で最高潮の盛り上がりを迎え、観客全員が拳を突き上げた。ステージもフロアも笑顔で溢れた瞬間、東京初期衝動の“今”が確かに刻まれた。

 

アンコールでは、東京初期衝動ツアー2025東名阪の開催がサプライズ発表され、観客からは歓喜の声があがった。その後、映画主題歌にも決定している『さよならランデヴー』、そしてバンド名を冠した『東京初期衝動』まで、全16曲を駆け抜け、約400名の観客を圧倒した。