俺もそろそろシェイクスピア・シリーズ『コテンペスト』が、2026年6月27日(土)、東京・下北沢の本多劇場にて開幕した。シェイクスピアの傑作戯曲『テンペスト』を大胆に翻案した現代劇で、小手伸也の舞台初主演作となる。脚本・演出は村上大樹が手がける。
開幕に先立ち行われた囲み取材には、脚本・演出の村上大樹と、内木弁慶役の小手伸也、白熊こずえ役の鈴木保奈美、伽里井番/柊権三郎役の片桐仁、黒須太郎役の崎山つばさ、二瓶一平役の松田凌、大野あいり役のAOI(WHITE SCORPION)が登壇した。
初座長・初主演を務める小手は「妖精おじさんという変わったポジションを、初主演というこの上ない光栄のなかでやらせていただくこと自体、まだ受け止めきれていない」と恐縮しきり。「そろそろ受け止めてください」と片桐にツッコミを入れられ、開始早々、会見は笑いに包まれた。
鈴木は「舞台経験が皆さんに比べて少なく、着替えや大道具の転換もあってパニックになっている。皆さんに助けていただいてありがたい」と率直に語り、小手が「こんなすごい方に舞台転換をしていただいて、申し訳ない限り」と恐縮する一幕も。片桐は、「シェイクスピアはハードルが高いと思われがちだけれど、そのハードルを限界まで下げた作品。“シェイクスピアを観た”という気持ちになれます」とユーモラスにアピールした。
崎山は「小手さんの初主演舞台の一員として、最後まで怪我なく千秋楽を迎えたい」と意気込み、松田は俳優を志した原点である下北沢で、本多劇場の舞台に立つ喜びを「17歳の自分に伝えたい」と感慨深げに語る。最年少のAOIは「カンパニーの皆さんが優しく、たくさんサポートしていただいた。大野あいりとして最後まで生き抜きたい」と初日への思いを口にした。
稽古場の雰囲気を問われると、小手は「僕が危機感を覚えるほど、みんなが“コテって”いた」と苦笑い。出過ぎた芝居で笑いを取りにいく“コテる”が先輩から若手まで全員に伝播し、演出の村上から「もうやらないで」と止められるほどだったという。村上は「20代から60代まで個性豊かな面々が小手座長のもとに集結した。聖地・本多劇場で、力いっぱいふざけたい。シェイクスピアを全く知らない人も楽しめる作品です」と胸を張った。
「小手さんの正体はわかったか」と問われた鈴木が「いまだにどういう方かわからない」と答えれば、片桐も「自分語りがまったくない」と続け、共演者も掴みきれない小手の人物像に話が及ぶ場面も。和やかな笑いが絶えないまま、会見は幕を閉じた。
最後に小手は「共演者を気遣い、みんなでバランスを取って表現を作り上げるのは正しいこと。でも、お客さんが笑うためなら、たまにそこを逸脱してもいいのではないか――今回はその“悪い部分”も全肯定してやっていきたい。我々がどこまで行くのか、客席で見守ってください」と締めくくった。
<ストーリー>
舞台は百貨店!
地方のとある老舗百貨店。
そこを訪れた内木弁慶。あだ名は「妖精おじさん」。
まるで空気のようなエアリーな日々を送っていたが、魑魅魍魎が渦巻く百貨店でなぜか復讐ミッションに
挑むことに!
ドラマチックでナンセンス嵐が吹き荒れる
"復讐コメディ"
シェイクスピアの最期の作品「テンペスト」の設定を現代に置き換え大胆に翻案!
怪優・小手伸也が「そろそろシェイクスピアに挑戦したい」曲者たちと巻き起こす爆笑の嵐!
前代未聞の復讐コメディが、ついに幕を開けるーー!
<公演概要>
公演タイトル:俺もそろそろシェイクスピア・シリーズ『コテンペスト』
原作:W.シェイクスピア
小田島創志 翻訳「テンペスト」より
脚本・演出:村上大樹
出演:小手伸也 / 片桐仁 崎山つばさ AOI(WHITE SCORPION) 松田凌 / 鈴木保奈美
井澤勇貴 佐藤真弓 土本燈子 津村知与支(モダンスイマーズ) 久ヶ沢徹/
公演日程・会場:
【東京】6月27日(土)〜7月7日(火)本多劇場
【大阪】7月17日(金)〜19日(日) COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール
公式H P:http://kotempest.com
公式X :@kotempest2026
主催:ミックスゾーン サンライズプロモーション
企画・製作:ミックスゾーン
企画協力:オフィスPSC


